傾聴で信頼関係をつくる

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 傾聴という言葉は、普段あまり使用しないと思います。
ですが、コーチングの中で傾聴は重要なスキルの1つとして、傾聴に始まり傾聴に終わるとまで言われるものなのです。そんな傾聴について、目的や技法、効果的に行うポイントをそれぞれ見ていきましょう。

◆傾聴の目的と技法
傾聴とは、相手の話をそのまま受け止めながら聴くことになります。
その具体的な目的として、
 ➀相手をよりよく理解すること
 ➁相手と信頼関係を築くこと
 ➂相手のアイディアや経験、情報を引き出すこと  
になります。
次に、基本的な傾聴技法をご紹介します。
 ➀内的傾聴
 ➁集中的傾聴
➂全方位的傾聴
➂単純相槌

◆傾聴に効果的なポイント
人は元来、「話を聞くよりも話したい」「自分の話を聞いてほしい」ものです。
次のポイントを念頭に意識的に聴くことで、相手の行動力を上げることができます。
➀相手が主役
 相手の話を聞くことが7割、自分が話すこと3割程度が配分のイメージです。
➁自分の話はほどほどに
 聞かれたことに答える程度にしましょう。自分の話で、相手の話す時間を取ることになってしまいます。
➂相手の話を遮らない
 基本的に、相手の話が終わるまでは発言は控えましょう。
➃相手の意見を否定しない
➄相手が繰り返し同じ話をしても、話の腰を折らない
➅相手に助言や説教などして、自分の考えを押し付けない
➆相づちは、相手に伝えるために
 相手に「聞いてもらっている」と思わせるため、リアクションしてあげることも大切です。
➇オウム返しを用いる
 オウム返しを的確に使っていくと、「聴いてもらえている」と感じてもらえます。
ⓠ声に出して共感してあげる
➉要所で話の内容を確認していく

ご紹介したことに注意して傾聴を行うことで、相手に安心感を与えたり、やる気や自信を相手自身で引き出せるようになります。
話の途中で口を挾まず、結論を先取りせずに最後まで聞くことが重要です。その結果、効果的な動機づけとなり相手の自発性や行動へとつながるのです。