質問の技術

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質問と言えば、一般的には自分が知りたい事や確認したい事を聞くために行うもの。
しかし、コーチングの場合は、以上の様な一般的な質問とは異なり、相手の気付きを促し、行動を起こさせるために質問を行います。
そこで、コーチングにおける質問の目的や2つの技法について確認していきましょう。

◆コーチングにおける質問の目的とは
コーチングにおける質問は、相手が気付いていないことを理解してもらう目的であり、むろん相手のために行うものです。
従って、相手が理解するまで質問を続けなければならず、質問に対する答えはしっかり傾聴しなければなりません。

コーチングの質問では、「why-なぜ?」ではなく「what-何?」を使います。
普段の会話でも、「why-なぜ?」で始まる疑問文を、「what-何?」にしてみましょう。
理由は、質問が「なぜ?」「どうして?」といった詰問にならないためです。

◆質問の2つの技法とは
質問には大きく2つの技法に分けることができます。
➀オープンクエスチョン
 日本語では「開かれた質問」になり、簡単に言えば、相手に自由に答えてもらう質問になります。
基本的に5W1H(いつ/どこ/だれ/なに/なぜ/どうやって)で尋ねます。
相手に自由に答えてもらうので、相手からたくさんの情報を得たり、会話を広げたりする効果が期待できるメリットがあります。しかし、親しくない相手に選択肢が多過ぎる質問をすると、心理的負担をかけてしまうことになります。
➁クローズクエスチョン
 日本語では「閉じた質問」になり、答えをYES/NOで要求する質問です。
 選択肢がかぎられているので、相手の考えや事実をはっきりさせることができ、相手の負担も少なくなります。一方で、あまり多用すると、相手を無理に誘導したり追いつめたりすることになってしまうので注意が必要です。

ご紹介した通り、それぞれの質問のやり方には、メリット・デメリットがありますので、その場の状況や相手に合わせて使い分けることが大切です。